光線療法について
当院の光線療法
当院では鍼灸の効果を高めるため、施術前に光線療法を施しております。
両足裏部・両膝部・腹部・腰部に光線を照射することで、全身が温まります。
光線治療は、赤ちゃんからご高齢の方まで、また妊娠中の方にも幅広く施されています。当院では、人工授精及び体外受精卵移殖直前、不妊治療中の方にも光線療法をお勧めしています。
光と熱で症状の回復・改善及び健康維持をはかります。
ご注意
日光過敏症(全身性エリトマトーデス・ポルフィリン症・色素性乾皮症など)の方、また、日光過敏症を誘発しやすい薬を処方されている方は使用いただけません。
光線療法とは
日光に似た連続スペクトルの光線(可視総合光線=赤外線・可視光線・わずかな紫外線)を、素肌に直接照射する施術です。
両足裏や両膝への照射は、心臓への血液の戻りを改善します。足が冷えていたり、足の血行が悪いと心臓への血液の戻りが悪くなり、全身の血行状態も悪くなります。
光と熱エネルギーが足裏から体に供給され、体力および自然治癒力の増強にも効果があります。
光線療法のメリット
- 鍼灸の効果を高める
- 副作用が少なく、痛みもない
- 全身の血流をよくし、末端の冷えが改善される
- 自律神経が整い、ホルモンバランスが調整される
- 疲労回復作用
- ビタミンD不足の解消
不妊光線療法について
不妊鍼灸では、光線を「会陰」のツボに照射します。
日光に似た効果のある光線を『会陰』へ照射し刺激することで、妊娠に必要とされる『ビタミンD』の形成を促します。
人は日光を浴びることにより、皮膚内でビタミンD前駆体が産生され、これが体内でビタミンに変わります。
このビタミンDはカルシウムの吸収を促進させ、メラトニンやセレトニンの分泌を促し体調を整えます。不妊改善には、ビタミンDが不可欠といわれてます。
デリケートな部分への施術になりますが、当院はプライベートな隠れ家的な女性専門の鍼灸院ですので、周囲を気にせず安心して施術を受けていただけます。
女性鍼灸師による知識と技術で、不妊に悩む患者様に新たな治療の選択肢を提供いたします。
他鍼灸院の鍼灸治療との併用も可能です。ぜひご相談ください。
会陰のツボとは
「会陰」は、東洋医学では「一源三岐」といい、衝脈・任脈・督脈の三つの流れが直接的に一源である子宮に注ぎ入り、生殖を支えるエネルギーになると考えられています。
女子が発育成熟してくると、「一源三岐」および、「氣」「血」が充実して月経がはじまり、妊娠が可能になります。したがって、一源三岐の流れがバランスを失ったり、氣血が不足したりすると、月経不順や不妊などの状態が起こると言われます。
一源三岐のツボ『会陰』を刺激することで自律神経を整え、ホルモンバランスを調整し、子宮内の血流を増加させ、着床にふさわしい子宮環境を整えます。